活動報告Activity

  • デンタルミーティング in 愛知

    愛知県歯科医師会の皆さんからいただく、年に１回の勉強会です。

    今回のご講演は、
    『日本を国難から救う国民皆歯科検診〜なぜ政治の力が必要なのか？〜』
    と題して、糖尿病内科の西田瓦(わたる) 先生から内科医の目線でご講演をいただきました。

    結論としては、
    『口腔ケアをしていれば健康である』
    『歯科受診をした方がいい』
    『国民皆歯科検診があるといい』
    『政治の力で推進してほしい』
    という流れです。

    歯科医でないプロの目から、エビデンスに基づいた大変わかりやすい講演でした。
    (以下は、40分を超える講演のおおまかなメモ)

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    人生100年時代において重要なのは、「体内に炎症があるかどうか？」という研究が進んでいる
    炎症を通じて口腔と全身が繋がる時代である
    慢性微小炎症→全身の波及
    歯周組織の破壊 出血→全身への感染
    これまでは、歯周病は『口の中』という概念だったが、違う

    口の中の炎症を取り除くことで、全身的に炎症状態が改善することが示唆されている

    「歯周治療のうち２８歯への歯周基本治療とすると45,000円程度であり比較的低コストと考えられる(糖尿病学会)」
    口腔ケアをすることで、他の病気になりにくくなる

    医科が注目する「歯周病の“全身感染”」
    複数の症例として、歯周病の悪玉 pg菌が、体内から膿みとして出てきた。

    Pg菌は、アルツハイマー型 認知症 の一因であることは間違いない
    普段からpg菌を少しでも減らしていくことで、アルツハイマーを回避する可能性が上がる

    日本の生命保険会社 ネオファースト生命 が「歯の数によって保険料値引きする」とされている。
    『歯がある＝歯周病リスク低い＝健康である可能性が高い＝保険料値引き』
    民間企業でも立証している
    健全な歯を失う原因は？
    最も強い原因は『１年以上歯医者に行かない(長期の歯科検診中断)』
    日本では？
    日本人成人の半数は、一年以上歯科を受診していない
    「歯を失うのは当然である」

    【国民皆歯科検診が国難を退ける】
    １、歯医者さんに通う
    ２、口腔健全になる
    ３、健康が増える
    ４、介護医療費も減る

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    というような流れです。

    🔽詳しくは以下
    ドクターにしだの体なるほどチャンネル
    https://www.youtube.com/channel/UCmxAWfdjOKh-xqGvqpMGVdQ

    今年も大変勉強になりました。