活動報告Activity
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9月定例愛知県議会 一般質問
令和4年度 9月定例愛知県議会 が開催されました。
10月28〜30日の一般質問において、私が1番気になり、勉強になった質問をご紹介します。9月30日 佐藤 ひでとし (一宮市選出) 議員の一般質問 『「避難する」について』です。
みなさん、「避難する」として想像するのは、なんでしょうか?
多くの方が1度は参加 したことがあるであろう避難訓練や水防訓練があると思います。
私も、この質問を目にしたときに意識したのは上記の2点でした。
しかし、今回の佐藤議員の質問の中における「避難する」の定義は、2つに大別すると『災害』と
『対外国』でした。
(質問趣旨と県答弁は前者関係が主)
海外からの武力脅威から核シェルターなど手段を指定し、県民の生命を守る義務は各都道府県にあります。以下は、世界での人口比率に合わせた各シェルターの設置率(1部)です。
上位に当たる、
スイス・イスラエル 100%
ベルギー 98%
と続きます。
これらの国は、 永世中立国としての備えや中東との関係が大きな要因のようです。これまたお隣の韓国、ソウル市内においては、300% という、市民総人口の3倍という数字。
こちらも言うまでもなく、 北朝鮮の脅威によるものです。それでは日本は?
なんと、0.02% !!私たちの隣国は
・北朝鮮(周知の通り)
・中国(核保有国である大国)
・ロシア(現在ウクライナへの侵攻をしている真っ最中)
です。
自分達の命を守るために『いつ何が起きてもおかしくない』その想定だけでも必要ではないでしょうか?
ただ、かといって地下シェルターなどを作る必要も場所もあるわけでないし…
愛知県としてはどうなのか?弾道ミサイル攻撃などからの避難に対する愛知県の回答(抜粋)
・自然災害時の避難先として指定された学校や公民館、公園等を避難施設として名古屋市指定分と合わせ3,828施設を指定
・爆風や破片からの一時的な避難先として有効な堅ろうな建築物や地下駅舎等の地下施設2,076施設を指定し、県のWeb上に公開
・武力攻撃やテロから身を守る行動などをまとめたパンフレットを作成→市町村窓口等で配布
・県Web上では、適切な避難するための留意点や、J―ALERTの警報音などの情報を掲載
・国、市町村、自衛隊などと連携し、有事の際の関係機関の対処能力向上や相互の連携強化を図るため、毎年度、大規模テロの発生などを想定した図上訓練を実施日本は島国でありながらも、世界の脅威に隣接しています。
上記の国以外でも「『避難シェルター』『核シェルター』があるのが珍しいことではない」は、世界のスタンダードのようです。僕自身、全く未知の領域で大変勉強になりました。
個人的には、皆さんご承知の通り、お隣北朝鮮は日本に向けて頻繁に弾道ミサイルを発射しています。
日本の自衛隊の防衛力、様々な世界のパワーバランスの影響もあり、 これまで北朝鮮のミサイルが日本国土に 着弾した事はありません。
しかし、それがいつ日本に落ちてもおかしくない状況は周知の通りです。みなさんは、どのようにお考えになりますか?
🔽弾道ミサイル落下時の行動等について(愛知県)
https://www.pref.aichi.jp/bousai/kikikanri/missile2017.4.21.html