活動報告Activity

  • 愛知県議会 イスラエル訪問団

    Day 2
    この日の主な目的。
    イスラエルと愛知県の、より深い歴史文化振興、それを知る為の1日となりました。

    『命のビザ』の杉原千畝さんは、現在の愛知県立 瑞陵高校である、旧制愛知県立第五中学校の卒業生です。
    愛知県では、その歴史的な人道的功績を顕彰する屋外型展示施設「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」が、瑞陵高校に設置されています。
    実際に、今のイスラエル人の方々も、
    「祖父・祖母はセンポに助けられた」
    「センポのおかげで今がある」
    として、日本に対しても好意的なイスラエルの方が多くいることも後に学びました。

    ◎ホロコースト記念館 ヤド・ヴァシェム
    第二次世界大戦中の、ナチスドイツによって行われた、ユダヤ人大量虐殺 ホロコーストの記念館 ※内観の撮影はNG
    被害の記録を連想していて、事実、多くの人の悲しい事実では有ります。
    しかし施設は、その事実を通じて、
    「人間の在り方・本質」
    「未来に向けて、人類がどうあるべきか?」
    を問うものであると教えていただきました。

    施設内には、ホロコーストの事実とそれに至る経緯など、詳細に展示してあります。
    私たち訪問団の目線は、やはり杉原千畝さんの紹介の状況などを意識していました。
    しかし、実際には杉原千畝さんの写真もない状況でした。

    ◎サバイバー バール・ショーさん 面会
    実際に、命のビザにより生き延びることなったご本人 パール・ショー さんという方にお会いさせていただきました。
    伺ったお話は、まさに映画のような内容で、大きな大きな歴史の1ページを経験。
    世界が戦争の中、現代とは情報のスピード感、量や質が全くちがう当時において ユダヤ人に対して何が起きているのか?
    どのように世界を移動し、当時の日本の対応はどうだったのか?
    ご本人の口から伺うことができました。
    (詳細を全て載せるには、情報があまりに膨大)
    最後には、実際の ビザ を拝見させていただき、本当に歴史の1ページに触れさせていただくという貴重な経験をさせていただきました。